みなさんは、『猫又』という妖怪をご存知でしょうか?
鎌倉時代から江戸時代にかけて伝わったとされる伝承で、年老いた猫がなるとされている、二股の尻尾を持つ猫の妖怪……
それが『猫又』です。
人の姿になりすまし、化けた人をとって食べてしまったり、男の人の夢に出て精気を奪い取ってしまったりする……そんな妖怪です。






……で、猫又については私も知ってますから別にいいとして、
なんで私は
こんな恰好させられてるんですか?
え?
『これ入れたら猫又っぽくて可愛いかなぁー』って――

ちょ、ちょっと待って!待って下さいっ!!
一体なに入れる気ですかっ!?

その手に持ってるのって――

そ、それは……知ってますけど……
な、名前ですか!?
ぇ、ぇっと………

……ル…ビ……ズ、……


き、聞こえないって……だ、だからぁ
……ァ…ル…ビー……

もうーっ!ぁ、アナルビーズですっ!!
ぅ〜……絶対聞こえてるくせに、なんてこと言わせるんですかぁ……

本当に、い、入れるんですか…?だってそれ、その……
ぉ、おしりに……入れるんですよ、ね?
私の……おしりの、あな…に……

ふぇっ!?き、期待なんてしてませんっ!
人を変態みたいに言わないでくださいっ!!

期待なんて……してません。
……してませんけど…ず、ずっとこの格好でいるのも辛いですし…
そ、その……

……は、早く……入れて、下さい……

期待に応えて入れてあげる。