とある小さな公園の公衆便所。
その薄汚い男子トイレに、少女は繋がれていた。
窓からかすかに差し込む月明かりを弾き光る、長い栗色の髪。
薄暗い暗闇の中でさえ、紅玉のように鋭く煌く双眼。
そして、人とは異なる獣のような耳と、人には決して在る筈の無い獣のような尻尾。
人に似て、人ならざる少女。
人ならざるものならば、身に纏うものは多くはない。
首に巻かれた黒い首輪と、体にマジックで施された下品な落書き。それが彼女の身を覆う全てだ。
首輪に繋がれ、薄暗い場所に跪く姿は、まるで飼い慣らされた動物のようにも映った。
「こんばんわ。今夜も、いらっしゃったんですね」
人に似て、人ならざる少女は、来訪者に笑顔でそう言った……
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「ふぇ?この落書き、ですか?
これは昨日、みなさんが帰った後で他の方が来て使ってもらったんです。そのときに書いてもらったんですよ。
ふふっ……こういうのも、ちょ〜っとエッチっぽいでしょ?あ、しかもこれ、ちゃんと油性なんですよ〜♪
だから当分消えないんです!……といっても、消す気なんて無いんですけどね♥」
二人の男を公衆便所の奥へと迎え入れた少女は、男たちと爛れた言葉を交わす。
だがその口調はあくまで明るい。まるでこれから起きることなど意に介さないかのように。
それでも彼女は知っている。これから自分がどんな仕打ちをされるかを。
それでも彼女は識っている。自分がその仕打ちを待ち望んでいるかを。
それでも彼女は解っている。自分がいかに淫らな欲望を孕んでいるのかを。
「覚えてます?二人とも、初めの頃は私のこと“雌犬”なんて言ってたんですよ。
ふぇ…?『覚えて、ない』…?
ひっどーい!あんなに雌犬呼ばわりして、散々私の身体使って楽しんでたじゃないですかぁっ!
……はぁ。いいですよ、忘れられてたのがちょっと悔しかっただけですから。……本当ですって。もう気にしてませんよ♪
それに……ほら、見てください。この胸……
私、もう犬ですらなくなっちゃったんですから…♥」
男たちに見せ付け、挑発するかのように、少女は両腕で自分の胸を押し上げる。
そのたわわに育った二つの柔肉にはそれぞれ、「公衆」「便所」と黒いマジックで落書きが施されていた。
透き通るような白い肌を穢すように殴り書かれた下劣な黒い落書き。
清浄さと淫猥さ。相反する二つが織り成すギャップ。
ただでさえ『公衆便所に裸の少女がいる』という変態的なシチュエーションに高まっていた男たちの興奮はさらに煽られ、彼らの咽喉がゴクッと小さく鳴る。
「クスッ……興奮しちゃいました?
私のことを、たっくさん汚せるって……公衆便所みたいにできるって想像して」
栗毛に包まれた少女の耳が、ピクンッと揺れる。
微かな音。彼らの押し殺すような欲望の音色を、鋭敏な彼女の耳は逃さなかった。
妖艶な笑みを浮かべ、二人の男をさらに昂ぶらせる。
「シても……いいですよ♥」
少女はゆっくりと男たちの足元で屈み、小便器と小便器の間に体を預ける。
すると、まるで自分から汚(けが)してくれと言わんばかりに、自らの足を大きく開いた。
「あの……見えますか?私の……“ココ”。 ほら……こんなにいっぱい、いっぱい、 えっちな汁あふれさせてるんですよ…?これからされる事妄想して、 勝手に 大きく開かれた脚。その奥にある少女の恥部までもが自らの意思で割り開かれる。 まるで男たちに見せつけ、欲情を煽り立てるかのように、爛れた媚肉が姿を現した。 「ん、んぅ……くぅ…ぁはっ…… こ、こんな、ふうにぃ……息むだけで、 やらしい涎垂らして、くぱぁってなっちゃう、だらしないオマンコなんですぅ…!」 少しだけ鼻から息を吸い、艶やかな四肢を強張らせる様にして息むと、秘すべきはずの柔肉が、 ニチャッと粘質な音を立てて内側から拡がった。 とても清潔とは言えない公衆便所の据えた臭いが、人よりも敏感な少女の嗅覚を犯す。 しかし、そんな被虐的な行為さえ、彼女の興奮を掻き立て、開ききった淫穴の奥から愛蜜を溢れ出させる。 |
そんな姿を目の当たりした雄達の本能は、当然正常に機能した。
少女の痴態に当てられた彼らは、いつしかズボン越しにペニスを膨らませ、大きく息を荒げていた。
一人が耐え切れないとばかりに荒々しくベルトを外し、下着を脱ぎ捨て、下半身をあらわにする。それに呼応するかのようにもう一人も、此処が公共の場であることなど忘れ、己の怒張を外気に晒した。
瞬間、ペニス独特の強い匂いが辺りに漂う。
「ぁあ……この臭いぃ…ん、……はぁぁ……おちんちん……
蒸れたおちんちんの臭い…すごい、ドキドキするぅ…♥」
今度は息をするためではなく、純粋に匂いを嗅ぎ取るための呼吸。
眼の前に突き出された肉茎から発せられる据えた陰臭を、その嗅覚で捉えようと必死に鼻をヒクつかせる。
「はい、その…くさい、です…… 臭くって、ツンとして、とっても…いやらしい匂いで……
私、臭いおちんちんの匂い嗅いで……すごく、興奮してます…♥」
小さな鼻をスンスンと鳴らすと、強烈なオスの臭いが彼女の鼻を嬲り、脳を犯す。
そしてその度に、彼女の
「…ん、はぁ、はぁあっ………も、もぅ、…我慢できないんです……
お願い、します……入れて下さい… 私の“ココ”に……おまんこにぃ…!
私のだらしないオマンコに、おちんちん挿れて下さい…っ!
堪え性のない発情おまんこ、ふっといおちんちんでハメて下さいっ!!」
のぼせた瞳で、男根をそそり勃たせた男たちに上目遣いで懇願する少女。
自らのヴァギナを大きく晒し、男たちのペニスを求める――その浅ましいまでに淫靡な姿は、まさに情欲に溺れた一匹の雌そのものだった。
そして、そんな雌の哀願を聞き入れた男たちもまた、雌に飢えたケダモノに他ならない。
クチュ、…ず、ズププッ……ずチュッ!!!
「ん、くぅぁ……あぁぁっ♥ ぉ、おちん、ちん…ずぶって……挿いっ、てるぅ…! っあ、ん……っはぁ、はぁ♥ぶっといのでぇ、おまんこいっぱいになっちゃうぅぅ…♥」 これまで多くの男たちに“使われてきた”ヴァギナは、陰茎をすんなりと受け入れた。 浅黒く野太い肉棒が媚肉を抉り、膣壁を荒々しく擦られる快感に悦声が上がる。 「ぁ、…ぅぁあ、ぃ、ひぅあぁ…♥ ……はぐぅっ、くんぅぅぅっ♥」 ずるぅ…ズブッ、ズチュッ! ぼぶっ、ぶぶっ…ぼチュッ!! うっすらと白く濁った淫蜜が亀頭のカリ首にかき出され、抽挿の度に飛沫を上げ、泡立ち、大きな音を響かせる。 |
「ん、ちゅ……れぅ…ジュル、 ジュプ……ジュルル、っ…はぁぁ…♥
きもち、いいですか…?私のお口……くちまんこ…
いつでも、
ンぁ…おちんちん……おいしぃ…♥
先走りのお汁が……いっぱい、いっぱいあふれて……
ちゅ……ジュ、チュ…ん、んぐっ、んん…♥」
顎をめいっぱいに拡げ、凶悪な太さの怒張を含んでいた小さな口が、淫らに
そんな囀りの一言一言が。
少女の舌使いの一つ一つが。
まぐわりあった陰部に絡みつく淫液の一滴一滴が。
柔らかい膣肉のヒダの一枚一枚が。
男たちの欲望を、ますます加速させ、増長させる。
それに突き動かされるように、男たちは無我夢中で腰の動きを早めていった。
もはや目の前の雌のためではなく、ただ内に溜まった精液を吐き出したいがためだけに……
人に似て、人ならざる少女。
彼らの瞳に移る彼女は、もはや雌ですらない。
そこにあるのは、肉欲をぶちまけるためだけの玩具に過ぎないのだ。
「チュぶ……じゅる…んぶっ!? んんぶ…!んぁっ、あ、ぁっ、ぁん♥
たたぃ、てるぅ…!ちんぽがぁ……コンコンって♥
おまんこのおくぅ……し、しきゅー、コンコンってしてるぅ…♥
ひぅっ!?
イィ!そこ、気持ちィィひぃぃ♥
んんくぅぅうぅうん♥だ、ダメ、だめぇ…!こんこんしひゃ、だめぇぇぇ…♥ぃくッ…! イっひゃうぅ♥
ぃ、イッたら、ダメ…なのにぃぃ!ちん、ぽぉ……ちんぽきもちよく、させられないのにぃぃぃっ♥」
ペニスに子宮口を小突かれ、少女の身体が激しく打ち悶える。
責め立てられたボルチオ性感帯によってもたらされた暴力的な快楽は、瞬く間に少女を高みへ追いやった。
下半身がさらに熱くなり、絶頂が近づく感覚に酔いしれる少女。
その感覚に、意図せず柔らかい手と濡れぼそった膣肉が張り詰めた淫茎を締め上げ、男たちに強い刺激を与えた。
「んぁぁっ!あぉぁぁっ!! ぉ、おっきく、なったぁ……ちんぽ、おっきくなったぁ♥
イキそう、です、か…? せーえき、
おまんこに、くさぁいザーメン排泄してっ!
くちまんこと公衆便所まんこにっ、いっぱい精液だしてくださいぃぃっ♥」
ぶびゅるるるっ! びゅぶ、ぶびゅっ!! ごぷ、どくんっ!ぶぴぷっ!!! 「ゃ……あ、ぁあ、 くぅぅぅんぅ…! ィ、クぅぅ…っ! んぁあぁぁぁ♥」 |
髪を、顔を、口を、胸を、そして膣を、白の汚濁が満たしてゆく。
ぬるりとした性欲の証をその身に吐き出された彼女もまた、手の平と膣の中で、ドクンドクンッと脈動する肉棒の熱さを感じながら絶頂に至った。
「はぁ…、はぁはぁ……、満足して……貰え、ましたか?」
息絶え絶えに紡がれた少女の問いに、男たちは応えない。
しかし、白濁を放ってもなお、さらに大きく膨らんだ剛直を鼻先に突き出されると、少女はそれだけで全てを理解した。
……立ち込める性臭と、男たちの荒い息が少女の官能を再び立ち上がらせる。
「ふふっ……まだ、射精し足りないみたいですね……
いいですよ。こんな公衆便所でよければ、好きなだけ性欲処理してください…♥」
膣を満たす白濁と、肌を汚す白濁に溺れながら、人に似て、人ならざる少女は笑顔でそう呟いた……
―――――――――――――――――――――――――――
数ヵ月後――
ドプッ!
ぶびゅる、びゅぐるるっ!!
びゅぐ、どぷぷっ、ぶびゅぅぅっ!!
「むぐっ!?
んぶぷっ♥ んぐ、むぐっ、んんふぅ〜…♥」
とある小さな公園の公衆便所。
その薄汚い男子トイレに集っていたのは、四、五人の男たちだった。
勿論、こんな場所に集まる彼らの目的など、初めから決まっている。
そして今、その目的のごく一部を快感と共に満たしていた。
「はぁぁぁ〜……ちんぽぉ… くさぁ〜いちんぽ汁、おしいぃ…♥ もっとぉ……もっとせーえきのませてぇ…♥」 栗色の髪の少女は口から精汁をこぼれさせながら、そう呻いた。 顔は、誰かが戯れで付けたのであろう目隠しに覆われ、その身体は多くの下品なラクガキと、大量の白濁液にまみれていた。 しかし、数ヶ月前と明らかに違うのは少女の腹部である。引き締まってくびれのあった細い腰はもはや面影もなく、大きく膨れ上がったボテ腹は、誰とも知れぬ男の性を孕み、臨月を間近に控えた証でもあった。 「んっ…!ぁ、あはぁ……いま、おなか…けったぁ…♥ あかちゃんも、みるく欲しいって……ざーめんミルクほしいって、おねだりしてるぅ…♥ んんぅ……ぁ♥ だめぇ…… 出ちゃうぅぅ…♥」 |
ごぷぷっ、こぷ、どぷっ!
ぶびっ、ぶぶぅぅっ、ぶびゅぶぶっ!!
少女がその大きな腹を揺らし身悶えした途端、淫猥な排泄音が辺りに響いた
ほぐれきった肉壁を震わせて、二つの淫穴は白汁をとめどなく吐き出し、垂れ流す。
それはさながら、膣と肛門が射精しているようにも見えた。
「ぁ、ぁあ……出ちゃった……ざーめん、ぜんぶひりだしちゃったぁ……」
男の一人が、少女の顔を覆っていた目隠しを外す。
数日振りに外気に晒された真紅の瞳は、焦点が定まらず、虚ろな色に染まっていた。
それでも、彼女の虚ろな瞳は捕らえていた。
自らを取り巻く男たちを。自らを取り巻く肉棒を……
「おちんぽ……ちんぽ、ちんぽぉ…♥ いま、ぶびゅぅぅって…でちゃったからぁ…またいっぱいちょーだい…♥ ザーメン……ちんぽ汁ぅ…♥ あかちゃんにも、せーえきミルク… たぁくさんのませてぇ…♥」 |
人に似て、人ならざる少女。
男たちの瞳に移る彼女は、もはや雌ですらない。
そこにあるのは、欲求をぶちまけるためだけの玩具に過ぎない。
それはきっと、彼女自身が望んだこと……
とある小さな公園の公衆便所。
その薄汚い男子トイレに、少女は繋がれている――
・comfort station―【名】 《米》公衆便所